ナオヤにひどいことしたくない!人はバックトゥザフーチャー!
生臭い、生ぬるい、生々しい部屋の空気が心地好いのが、不思議だった。
「こういうの、どういう気持ち?」
ロキはそう尋ね、口いっぱいに血を湛えて笑った。
「自分にしてもらえないなら、人にすればいいんだよねえ」
つと伏した睫毛から赤い水分が滴り落ちた。
「魔王さまはね、頼んでもしてくれないんだよ。痛い思い、させたくないって…」
朱がさした頬ではにかむ朱塗れの顔を、
メラニン色素の足りない朱色の目が見ていた。
「ん?別にナオヤくんが痛い思いをしたって、ボクは魔王さまみたいなことは全く思わないからね?ていうか、快感?」
股の間の肉に手を突っ込み、その先の管を引っ張り出して悲鳴を待てど、聞こえない。
「失神なんて、許さないってば」
ぐい
「 」
肉と一緒に動脈を引きちぎってやっと嬉しい断末魔が聞けて、唾液を拭った。
「私に黙って面白いことをするなんていい度胸ですねえ。ロキ」
背後がきらめき、あたりを照らす彼女が現れ言った。
「とか言って、実は最初から見てたってオチなんでしょ。アマテラ」
「よくわかりました。花マルをあげましょう」
くすりと笑って、アマテラスは倒れているその人の手首を取った。
「死にそうです。おまえはこの人をどうするつもりかしら?」
くにゃ、と手首は垂れた。
「無条件で生かしたいと言うなら、それは恋です。これは独占欲です。まさかとは思うけれど、違うよね」
アマテラスはナオヤの綺麗な上半身についた血を拭いさった。
ロキはぐちゃぐちゃに混ぜた下半身と肉片の浮いた血溜まりの中で、現実を見ないために目を強く瞑った。
下半身は重要な器官がないぶん、腰あたりでぶったぎっても死に至るのに時間を要する(しかも意識ははっきり)のでおいしい。
アマテラは自分が傷つかないかぎりおもしろがって視姦してるようなひとだ。
生臭い、生ぬるい、生々しい部屋の空気が心地好いのが、不思議だった。
「こういうの、どういう気持ち?」
ロキはそう尋ね、口いっぱいに血を湛えて笑った。
「自分にしてもらえないなら、人にすればいいんだよねえ」
つと伏した睫毛から赤い水分が滴り落ちた。
「魔王さまはね、頼んでもしてくれないんだよ。痛い思い、させたくないって…」
朱がさした頬ではにかむ朱塗れの顔を、
メラニン色素の足りない朱色の目が見ていた。
「ん?別にナオヤくんが痛い思いをしたって、ボクは魔王さまみたいなことは全く思わないからね?ていうか、快感?」
股の間の肉に手を突っ込み、その先の管を引っ張り出して悲鳴を待てど、聞こえない。
「失神なんて、許さないってば」
ぐい
「 」
肉と一緒に動脈を引きちぎってやっと嬉しい断末魔が聞けて、唾液を拭った。
「私に黙って面白いことをするなんていい度胸ですねえ。ロキ」
背後がきらめき、あたりを照らす彼女が現れ言った。
「とか言って、実は最初から見てたってオチなんでしょ。アマテラ」
「よくわかりました。花マルをあげましょう」
くすりと笑って、アマテラスは倒れているその人の手首を取った。
「死にそうです。おまえはこの人をどうするつもりかしら?」
くにゃ、と手首は垂れた。
「無条件で生かしたいと言うなら、それは恋です。これは独占欲です。まさかとは思うけれど、違うよね」
アマテラスはナオヤの綺麗な上半身についた血を拭いさった。
ロキはぐちゃぐちゃに混ぜた下半身と肉片の浮いた血溜まりの中で、現実を見ないために目を強く瞑った。
下半身は重要な器官がないぶん、腰あたりでぶったぎっても死に至るのに時間を要する(しかも意識ははっきり)のでおいしい。
アマテラは自分が傷つかないかぎりおもしろがって視姦してるようなひとだ。
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