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2025/04/21  [PR]
 

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 日和

裏エロ 精神年齢R18
閻魔がおもいっきり受け。
鬼男が終始笑顔。
輪姦が苦手な方はお戻り下さい










美しい麗しいと賞讚為るならその前に、その分だけの愛を頂戴。死骸の私にせめてもの慈愛。























生臭い。
吐気を催すような生臭さ。精液の香り。
吐気を催そうが吐くものはない。その上吐く口がない。
ないと言ったら変な表現だが、閻魔の口は今硬く膨れ上がった男性器によって塞がれているのだから変わりはない。
と言うより、まず口の中はおろか体中どこもかしこも精液まみれにされている自分が一番臭うので、仕方ない事かもしれないと思った。
確かこの生臭さにも例える名前がついていた気がするが、まるで脳がどろどろに溶けてしまったような感覚。思考回路もぐちゃぐちゃだった。
ただ脳裏にちらつくのは、嫌いで嫌いで嫌いで恋しい鬼の秘書の顔。
しかし彼に抱く気持ちさえ整理できないほど今閻魔の体は蹂躙されている。
口に咥え、手で握り、自分のは扱かれ(それとも咥えられているの掴まれているのかも分からない)、勿論菊の座には誰かの性器。他にもこすったりこすられたり殴られたり蹴られたり感じたり引くついたり。
嫌気など差す暇もなく行為は続く。
いや既に行為ではなくただの単調な作業でしかなく、閻魔が感じ取るのも快楽や恍惚という部類ではなく既に白濁に意識は霞み、体だけが反応している状態。
ア、あああ、ああ。
まるで死骸。

*****

「おはようございます、大王」
閻魔は微笑を湛えた晴れやかな声に起こされた。ああ睡眠不足。
見れば昨日の名残は何処へやら。寝崩れのない寝間着、輝かんばかりの白いシーツ、肌に触れるのは爽やかな朝の空気!
なれば昨晩はただの悪夢だっただけかというとそうはいかず、閻魔は立ち上がる事さえ困難だった。
「ほら手伝います、手を、」
秘書が手を差し延べるがそれを無視し、かっちり着込んだ服の下で骨と筋肉が悲鳴を上げるのをしっかり聞きながら自力で立ち上がると短くまじないを唱え体を動かした。
秘書は静かに付いてくる。
あの鬼は他と違い聞き分けが良く理性が有るから、頼れば唯優しさを注いでくれるだろう。
だが今頼れば、永久とも思えるこの時を過ごすに当たり、ずっと優しさに甘んじなければいけない。
有り得ない。そう閻魔は判断したのだ。
割り切った。秘書を徹底的に嫌う。
自分を甘味で貶めようとするあの鬼を嫌う。
そうすることで痛みに耐え、このままで強くなれると思った。思って、いた。



「鬼男君、嫌い」
「はい」
それは飽きた。とでも言うように伏目で淡々と資料整理を続ける。
彼は何にも分かってない。
誰にも興味を持ってないみたい。自分にさえ、きっと持ってない。
こっちはそんな君に嫌い嫌いって声に出して言わないと心を許してしまいそうで怖いのに。本当は助けてってその胸に埋まりたい位寂しいのに。
きっとその胸の中は綺麗。多分汚れた体をも優しく抱いてくれる。
「…鬼男君」
「はい」

「抱いて」
あれ、抱いて欲しいんだっけ。
でもそんなことどうでもいい。綺麗なものに浸かってみたい。
彼に抱いて欲しい、この腐った脳髄溶かすくらい甘美に。痙攣するくらい激しく。
「いえ。無駄です」
初めて否定された。
「そんなことしたってあなたの体が清くなる訳がないでしょう」
変わらない笑顔が恐い。
「オレが言うのに、」
「精々他の奴らにマワされてよがって下さい」
吐き捨てるように、だけど顔には笑みを貼り付けた秘書は言った。
命令に従わないなんて、初めて。
汚い体。そう思い知らされた気がした。こんなことなら昨晩だって止めとくんだった。でなきゃ到底振り向いてくれやしないんだ。
眩暈がする。

*****

「ひぅっ…ふ」
内股を濁った液体が伝っていく。
散々唾液で濡らした指をまた中で交差させる。自分の伸びた爪が少し恐い。
「はぁっ、」
きゅっと絞まった壁に指が圧迫される。指を中に押し入れるとまた下腹部が熱い。
「におくっ」
こんな好きだったんじゃないのに、拒否されたのに、余計はまり込んじゃったみたい。
「ドエムかっての…」

コンコン

「…だ誰?」
「鬼男です」
例の笑顔の秘書だ。
「鬼男君…ほら今晩は違うでしょ?」
「…書類についてお話があります。入りますよ」
まずい。閻魔はすぐさま上着を羽織った。
「…その様子を見る限り僕は必要ないように思いますがね」
紙束を小脇にかかえた秘書は半ば呆れて笑った。
「しかし昨晩まであれだけ大人数相手じゃないと満足できない程だった割りには良い進歩じゃないですか」
冷静に判断されると褒められてるのに腹が立つ。
「君はオレの調教師か何かなのか!」
「調教…半端無く人聞き悪いですね」
ひくりと笑った。君になら調教してほしい。分かんないの?
ゴソゴソと帯を着けながら閻魔は疎ましげに鬼男を見た。
「まあして差し上げないこともないですが」
「本当っ?」
しまった。
「…あなたは本当に…淫乱というか、変態ですね」
爽やかに言われるが閻魔自身よく分からず戸惑う。
「どしてだろう…」
いつの間にか濡れた手拭いを持った鬼男が閻魔の足を献身的に拭いていた。
「…ただ。鬼男君に、触れて欲しいと思ったん、だ」
顔を上げた鬼男と目が合う。
「大王、あなた…」
瞳にちらと光がよぎる。いつもの笑顔ではないがこちらの方が純朴そうに見える。
「なに?鬼男君」
寝間着の乱れを整える秘書は黙ってしまった。
「…ねえ、なんか言おうか」
むっつり黙る彼は閻魔を立たせると寝台に優しい手付きで寝かせた。
「鬼男君、」
身をあげかけた閻魔を抱き締めると鬼男はようやく口を開いた。
「ご褒美です。早くお休みになって下さい」
寝台に座った彼は無表情にも優しい声色だった。
「…これって、調教?」
まあそうですね、と聞こえた気がしたが心地よい温度に閻魔は意識を手放した。
思い出した。栗の花の匂いだ。あの匂いは。
栗の花の匂いに塗れるより鬼男の暖さの方がずっと安心できる。

*****

「おはようございます、大王」
「…おにおくん?」
秘書は一瞬笑ったかと思うと無表情になった。だが目は優しいまま閻魔を見詰めている。
「もしかして、一線を…」
「越えてませんが」
そう。閻魔は呟く。
「既製事実さえあればいつも鬼男君好きって言ってられるかな、って」
「何を言っているんですか…あなたが僕を嫌っていたのは他の鬼に犯されて、僕に優しくされて脆くならないようにでしょう」
「あ…なんでわかったの」
「まあ、調教しがいはありそうですが」
「またそれを…!」
「ところで僕があなたを焦らした訳がお分かりですか?」
「わけ?」
彼の言う通り、最初言った時あっさり彼に抱かれるか優しくされるかしても、他の鬼らから求められても拒まず、ただ彼をはけ口にしただろう。
でも今は彼が愛しくてたまらない
「鬼男君」
「はい」
「君、もしかしてオレを全部見透かしてる?」
「流石に服の中までは…」
「いやそっちじゃないって!ていうか、また分かっててボケてるじゃないか!」
「まあ、全て分かってしまうものは仕方ないでしょう?」
「っ君はまたそういうセリフを…まるで本当にオレが君を」
「あ、因みに僕はあなたが好きです」
「うなあああまた言って欲しいこと読んでる!」







栗の花の匂い→精液の匂い
なんだこれは…後半を更新する必要があるのかワカラン。なんでラブラブになっちゃったんだおまんら!
鬼畜鬼男の調教かきたかったのに一体何処で間違った…
眠いときにかいたので、後半自慰しかないっす。畜生・・・。
閻魔がドエム路線に走っていきそう。
鬼男くんが笑うのは、閻魔馬鹿にしてた、から。
基本笑わない感じ。
いろんな人に謝りたい。
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