天国組
いつも通りシリアスで片恋
いつも通りシリアスで片恋
君はいつも側にいてくれる
しゃんとさせてくれる、励ましてくれる
だけどオレを見る目に感情はないよね
分かってはいる、けれど
丁度仕事が終わり横に立つ彼の表情を伺う
ほんの少し優しい目
それが今オレと二人きりで嬉しい証だったら、どれほど嬉しいだろう
何度だって思った
けれどそれは、只仕事の達成感からだ。と知ってる
「鬼男君、こっち来て」
「はい」
分かった上で君を自分に近付けたいオレを許して
「だきしめて」
腕をひろげてにっこり言うと
彼は感情のない顔でだきしめてくれる
ここにある体温がオレのものだったら
空虚感の中で幸せを感じながら、ぼんやりと呟く
「わがままで、ごめんね」
彼に聞こえたかは、分からない
愛しても愛してくれない
愛さない方が君の為
でもこの暖さが愛しいよ
愛しくないと感じる日がくるとは思わない
思えないよ
抱き締めた君が、遠い
しばじゅんの人魚の声聞いて泣いた勢いでかきました
まんまかなあ・・コレは。
でもタイトルにするにはちょっとアレかなって思って、お題ひっぱってきました。
閻魔の片恋はおいしい。皆も広げよう片恋の輪
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