妹子×鬼男
はじめて上げたCPがこれか。
Bまであるよ。
はじめて上げたCPがこれか。
Bまであるよ。
絡めた舌を放すと、名残惜しげに銀の糸が二人を繋ぎ、途切れた。
鬼男が荒れた呼吸を正す間もなく妹子はまたくちづけ、酸素を奪い、鬼男を寝台に押し倒した。
「…っは、」
唇を解放されるとすぐ軋む肺に空気を送った。
妹子はその間も鬼男を強く抱き締めていた
そしてその手が褐色の肌を這い着物をはぎ取ると鬼男はやっと思考が追い付いた。
犯される。
「妹子さんも鬼を犯そうという人間だったのか!!」
鬼。
只それだけの理由で何度手酷く嬲られ痛め付けられた事か。
人ヅラに何度騙されたか。
「おまえなんて信じなければよかった…っ」
悔しさで涙が滲む
「ちくしょ‥」
唇を噛んでこれから起こる事態にせめてもの抵抗を見せようとした。
だが妹子が口を開いた。
「そんな、僕は鬼だからって訳ではなく…」
言葉に詰まり、身を放す。
寒くなった。
「…どうして」
その言葉に妹子は踵を返した。
鬼男が後を追おうとすると、扉がしまった。
妹子が向こうで「只あなたが好きなんだ」と喚いていた。
その言葉が重く響いて、鬼男は誰もいない部屋で顔を真っ赤にした
12時の鐘は夢の終わり、未来の始まり
お題→滲さま
ええ。もう。なんていうか。妹鬼です。
鬼だからだかれる。陵辱される。
そんな鬼男くんに
妹子はなんなんだろうね!ヘタレだよ!
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